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リコールと対策部品について

先日自宅の洗濯機が壊れて、久しぶりに「対策部品」という言葉を聞いたのでブログにアップしてみました。

メーカーで働いていた頃はよく聞いたり、使ったりした言葉なのですが・・・

基本的にメーカーが部品の強度が足りなかったり、全体の構成から見直して、アンバランスな部品が出てきた場合には、

程度が軽いほうから「対策部品」>>>「リコール」となっています。

みなさんリコールという言葉は結構聞いたことありますよね。

それに対して「対策部品」という言葉は?なんじゃないでしょうか

どこのメーカーでも使われている言葉なのですが、だいたいこんな感じで使い分けられているんじゃないでしょうか

対策部品・・・「部品を変えたほうがいいね」という感じのニュアンス。あくまで変えたほうがいいねなので通知や製品の回収は行わない。
リコール・・・「部品を変えなきゃ」という感じのニュアンス。変えなきゃなので通知や製品の回収をして交換を促す。

という違いなんじゃないでしょうか。

リコールの場合はメーカーから葉書や電話がきたり、メーカーの担当者が訪ねてきたりして積極的に部品の交換・回収がされますが、

皆さんがよくご存じない「対策部品」は、使用者からのアクションがない限りは替えてくれません。

アクションとは例えば、他の部品が壊れたので修理に出したや、点検に持っていったなどですね。

しかも、対策部品に交換したことをはっきりと伝えてくれるメーカーもあれば、だまって交換するメーカーもあります。

皆さんが製品をつかっていて何かしらかの違和感があった場合、この「対策部品」が起因している場合が結構あるので、

何かしらあった際にはなるべく修理や点検に積極的に出していったほうがベストですね。

※対策部品に交換した場合、お客さんが普段目にしない隠れた部分にマーキングされているので修理・点検後に見てみるといいですよ。

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