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ハウスメーカーの選び方

とある方からハウスメーカーの選び方を聞かれたのですが、

一般的な選び方は皆さん住宅情報誌などで知っていると思うので特徴的なものだけブログにアップしてみました。

①鉄骨やRCの良い面だけを見ないこと
→確かに鉄骨は丈夫です。RCも丈夫です。しかし、丈夫だということは、リフォームできない、立替のときの解体費用が莫大になるという意味でもあります。もちろん営業マンはリフォームできませんよ・解体費が高いですよとは言ってくれません(建てるときのマイナス面は言うかもしれませんね、建設費が高いですくらいのことは・・・)。買う側も、新しく買う家の間取りを考えるのが精一杯でリフォーム・解体のことは考えていませんよね。

②自社開発商品は本当にいいもの?
→一部ハウスメーカーの部品は自社だけの部品を作っているところがあります。たとえば、大手のハウスメーカーA社が「自社規格の高性能なサッシを使っています」と言っていたとします、一方で中小のハウスメーカーB社が「トステムさんのサッシを使っています」と言っていたとします。なんとなくA社のほうが聞こえが良くありませんか?ところが、結果は逆になります。トステムさんはいろんなハウスメーカーにOEMで部品を供給しているので商品は本当に高性能にできています。大手ハウスメーカーの自社規格の商品にも一部そのようなOEM物が含まれてはいますが、なかには本当に自社規格のものがあり、実をいうとこれが厄介なんです。自社規格物は「A社が建てた家はA社しかメンテナンスや修理ができない」というビジネスモデルが作れます。つまり修理が言い値になってしまうんです。修理は安いところでやりたい、そんな方には汎用性の高いハウスメーカーのほうがお勧めです。
ちなみに、基本的にOEM物の金額は倍位の金額になってます。弊社は鍵屋をやっているのですが、たとえば鍵をハウスメーカーのネットショップなんかで買うと1万円くらいのものが、MIWAという鍵製造メーカーから買うと4000円くらいだったりすることもあるので注意が必要なんです。もちろん一般の方にはOEMのどれとメーカーのどれが一緒であるなんてことは分からないと思いますが。

と簡単にまとめてみました。
良い良いと言われる物が、本当に良いかどうか、ハウスメーカーを選ぶ際には言葉の裏を読むことが重要ですね。

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