不動産用語集

すまい給付金

すまい給付金とは

すまい給付金とは、消費税増税による住宅取得者の負担を緩和するために導入を予定している制度です。住宅ローン減税は、支払っている所得税等から控除する仕組みであるため、収入が低い人ほどその効果は小さいです。すまい補助金制度は、住宅ローン減税の拡充における負担軽減効果が十分には及ばない収入層に対して、住宅ローン減税と合わせて消費税率引き上げによる負担の軽減をはかるものです。このため収入によって給付額が変わる仕組みになっています。

すまい給付金の計算式は?

給付額 = 給付基礎額 × 持分割合

給付基礎額とは?

収入額の目安(都道府県民税の所得割額)によって決定され、所得割額は市町村が発行する課税証明書(正式名称は自治体により異なります)に記載されています。

【 消費税8%の場合 】

収入額の目安 都道府県民税の所得割額 給付基礎額
425万円以下 6.89万円以下 30万円
425万円超475万円以下 6.89万円超8.39万円以下 20万円
475万円超510万円以下 8.39万円超9.38万円以下 10万円

【 消費税10%の場合 】

収入額の目安 都道府県民税の所得割額 給付基礎額
450万円以下 7.60万円以下 50万円
450万円超525万円以下 7.60万円超9.79万円以下 40万円
525万円超600万円以下 9.79万円超11.90万円以下 30万円
600万円超675万円以下 11.90万円超14.06万円以下 20万円
675万円超775万円以下 14.06万円超17.26万円以下 10万円