地階
地階とは、床が地盤面下にある階で、床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの1/3以上のものをいいます。
例えば半地下をもった物件があるとします。
①半地下の天井までの高さが2.7m・地盤面から床が0.8mだったとします。
⇒ 天井の高さの1/3が0.9mなので0.9>0.8なので地階ではありません。
②半地下の天井までの高さが2.1m・地盤面から床が0.8mだったとします。
⇒ 天井の高さの1/3が0.7mなので0.7<0.8なので地階となります。
※①のパターンでつり天井を使って②と同じ条件とすれば地階となります。
建築基準法29条
住居の居室、学校の教室、病院の病室または寄宿舎の寝室で地階に設けるものは、壁および床の防湿の措置その他の事項について衛生上必要な政令で定める技術的基準に適合するものとしなければならない。